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2008'01.21 (Mon)

忘れられない贈り物


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心の糧・きっとよくなる!いい言葉
                       07.1.21  Vol.278   
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こんにちは! 作家 中井俊已です。 http://www.t-nakai.com/
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忘れられない贈り物

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▼『わすれらない おくりもの』(スーザン・バークレイ作)という
 絵本を読みました。

 幼児への読み聞かせにとてもいいし、
 大人にとっても、感動的な絵本ではないかと思います。


 ストーリーをご紹介します。

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▼もの知りで賢く、森のみんなから頼りにされ
 慕われているアナグマがいました。

 アナグマは年取っており、
 自分の死が近いことを知っていました。

 でも、アナグマは死ぬことを恐れてはいませんでした。

 死んで体が無くなっても、心は残ることを知っていたからです。



▼ある秋の夜、アナグマは自分が長いトンネルを飛翔するように走る
 素晴らしい夢を見ました。

 そして、そのまま死んでしまいました。

 「長いトンネルの むこうに行くよ さようなら アナグマより」

 そんな手紙を残して・・・。



▼かけがえのない友だちを失った
 森の動物たちは悲しみでいっぱいでした。

 みんな、どうしていいかわからず途方に暮れました。

 冬が来て、雪がすべてをおおいました。
 
 でも、深い心の悲しみをおおいかくしてはくれません。
 


▼春が来て外に出られるようになると、
 動物たちは互いにアナグマの思い出を語り合うようになりました。

 モグラは、アナグマがハサミの使い方を教えてくれたこと。

 カエルは、はじめてスケートができるようになるまで
 アナグマを見守っていてくれたこと。

 キツネは、子どもの頃、ネクタイの結び方を
 アナグマが教えてくれたこと。・・・・

 それらは、優しいアナグマが
 ひとりひとりに残していった素敵な贈り物だったのです。

 最後の雪が消えた頃、その温かな楽しい思い出で、
 みんなの悲しみも次第に解けていきました。



▼ある春の日、モグラは、久しぶりに丘に登りました。

 そこは、カエルと自分との無邪気なかけっこを
 アナグマが楽しそうにながめていた思い出の場所です。

 「ありがとう、アナグマさん」

 思わずそう言うと、
 モグラには、すぐそばで、
 アナグマが聞いていてくれるような気がしました。



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▼この絵本は、いろいろなことを考えさせてくれます。

 友だちの素晴しさ

 生きるための知恵や工夫を伝えあっていくことの大切さ

 かけがえのない人と別れることの悲しさ

 それを乗りこえる心のあり方

 みんなの心にいつまでも生きているアナグマの優しさ・・・

 

▼わたしたちが、一日一日、一人一人に、
 
 愛を持って生きていくことの大切さを
 
 そっと語りかけてくれます。




★ あなたが幸運になれるヒント ★

  まわりの人の人生に「贈り物」をあげよう。
       
   
  きっとわたしたちも、誰かから「贈り物」をもらっています。(^.^)


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出典:『わすれられない おくりもの』
   (スーザン・バークレイ作 小川仁央訳 評論社)

わすれられないおくりもの (児童図書館・絵本の部屋)わすれられないおくりもの (児童図書館・絵本の部屋)
(1986/10)
スーザン・バーレイ

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