2008年01月 / 12月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫02月

2008'01.28 (Mon)

幸せな王子

**********************************************************************

心の糧・きっとよくなる!いい言葉
                       07.1.28  Vol.280   
**********************************************************************

こんにちは! 作家 中井俊已です。 http://www.t-nakai.com/
このメルマガが、今日もガンバルあなたの「心の糧」となりますように・・。
                            
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

幸せな王子

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★


▼『幸せな王子』(オスカー・ワイルド作)
 
 この話は子どもの頃に読んで、いまでも忘れられません。

 ご存じだとは思いますが、ストーリーをご紹介します。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ある街の柱の上に幸福な王子の像が立っていました。
とても美しい王子は街の人々の自慢でした。

南の国へ向かう途中、旅に疲れたツバメが、
王子の足元で寝ようとすると、突然上から雨水が落ちてきました。

それは、王子の涙でした。

王子はこの場所から見える不幸な人々に
自分の宝石をあげてきて欲しいとツバメに泣きながら頼むのです。



ツバメは言われた通り、病気の子供がいる貧しい母親や
飢えた若い画家と幼いマッチ売りの少女に
王子の目のサファイアなど持っていきます。

「ぼくは、目が見えなくなった。
 君は街を飛んで、色々な話を聞かせてくれないかい」

まだまだたくさんの不幸な人々がいるのを知ると、
自分の体の金箔を剥がし分け与えてほしいと頼みます。



やがて冬が訪れ、雪が降りはじめました。

王子はみすぼらしい姿になり、ツバメも弱っていきました。

「今まで、本当にありがとう。
 でも、ごめんね。
 君は楽しみしていた南の国に、とうとう行けなくなったんだね」

「いいんです。ぼくは、あなたが好きでしたから」

ツバメは最後の力を振り絞って飛び上がり、
王子にキスをして足元で力尽きます。

その瞬間、王子の鉛の心臓は
音を立て二つに割れてしまうのです。



「あんな汚いものを除けてしまえ」

偉い人の命令で、
溶鉱炉の入れて溶けなかった王子の心臓とつばめの亡骸は
ゴミとして捨てられました。



それをご覧になっていた神様は、天使たちに命じました。

「あの町でもっとも尊いものを2つ持ってきなさい」

天使たちはごみ捨て場から「鉛の心臓」と
「つばめの亡骸」を持ち、天に向かいました。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

▼そんなお話です。

 「幸せの王子」という名前は、
 王子が生きている間につけられたものでした。

 でも、王子が本当に幸せを感じていたのは、
 銅像になった以後だったということが、
 この物語を読めばわかります。

 
▼王子は自分の体が次第にボロボロになっていても、
 幸せだったでしょう。

 自分のもっているものを分け与えることで、
 貧しい人や病気に人たちを助けられたからです。

 

▼つばめも、ついに南の暖かい国には行けませんでしたが、
 幸せだったのだと思います。

 大好きな王子のために、
 その尊い願いを叶えるために役に立ったのですから。


▼ふたりは、幸せでした。

 この世で、自分の望むように

 愛をもって、愛のために、
 
 自分の命を生き抜くことができたのですから。



▼さらに、この物語のラストで、
 神様がふたりの行ないに報いる場面も描かれているのも
 いいなあと思います。

 仮にこの世で、誰からも顧みらないように思えるときも、
 きっと私たちは大きな愛で包み込みこまれているのです。



★ あなたが幸運になれるヒント ★

  誰かのために喜ぶことをしてあげよう。
       
    
      その人とあなた自身が幸せになれる道です。(^.^)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

出典:『幸せな王子』(オスカー・ワイルド)
  
幸せな王子幸せな王子
(2006/02/20)
オスカー・ワイルド

詳細を見る
07:00  |  「心の糧・・・」  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
 | HOME |