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2011'04.08 (Fri)

ずっとずうっと・・・


★あなたの夢を応援するメルマガ★
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心の糧・きっとよくなる!いい言葉 
2011.4.8 Vol.633
作家 中井俊已
  http://www.t-nakai.com
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「心の糧」をご覧くださってありがとうございます。

このメルマガでは、中井俊已が、本から学んだり人から教えていただいた
「いい言葉・いい習慣・いい話」などを提供していきたいと思っています。

あなたの夢と人生を応援できますように・・・

あなたの強く優しく豊かな「心の糧」となりますように・・・

《おもな内容》・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1.【今日の話】  ずっとずうっと・・・

2.【編集後記】  『SONGS FOR JAPAN』 手を取り合って

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【今日の話】 
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ずっとずうっと・・・

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▼「子どもの夜泣きが止まらない。絵本を読んであげたい」

でも、絵本がない。

 そんな悩みをお持ちのお母さんが大震災の被災地に多いそうです。

 そのご要望に応えて、子どもたちに絵本を届けようと、
 各地の様々な団体や個人が取り組んでいらっしゃいます。

 生きるために衣食住のすべては必要ですが、これからは心のケアも大切。

 絵本は子どもだけでなく、大人も慰め、勇気づけ、心の糧になります。

 そして、親子が愛情をもって接する時を生みだし、絆を深めるのです。



▼最近、歌人の俵万智さんの『かーかん、はあい 子どもと本と私』
 という本を読んで、さらにその思いを深めました。

 この本の中で、俵さんは『かみさまからのおくりもの』という絵本を
 ご紹介されています。

 この絵本は、赤ちゃんが生まれると、神様が天使に託して、
 ひとりひとりに贈り物をくださるという実にシンプルなお話です。



▼この絵本を読んであげた後、俵さんは当時4歳前の息子「たくみん」に

 「たくみんは、かみさまから何をもらったのかな?」

 と聞いてみます。

 すると、「げんきでしょ、かっこいいでしょ、・・・」との意外な自信。

 
 その言葉を本の一番うしろの白いページに書いてあげると、

 「やさしいでしょ、よくねるでしょ、ごほんがすきでしょ・・・」と

 さらに夢中で付け加えてきます。


 「いっぱいあるねえ。じゃあ、おかあさんはなにをもらったと思う?」
 
 と何気なく俵さんは尋ねてみます。



▼その後の文章、特に最後から二つ目に私は感動しました。

 そのまま引用します。

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 「やさしい」とか「りょうりがじょうず」とか密かに期待していたのだが、
 息子は自分のときとは違って、なかなか口を開かない。

 「おかあさん、じつは『たんかがじょうず』をもらったんだよ」と冗談め    
 かして言うと、「それは、しってる」と軽く受け流されてしまった。
  
 そしてしばらくして、息子はこう言った。

 「わかった!
  おかあさんがもらったのは『たくみんが、うまれる』じゃない?」

 この答えを、私は一生忘れないだろう。
 
 もしかしたら、これこそが、
 この絵本が伝えたかったことだったのかもしれない、と思った。
 
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▼親は「子ども」という最高の贈り物をもらいます。

 子どもも「親」という最高の贈り物をもらっています。

 普段はそう思わない。

 けれども、実感するときがあるのです。

 絵本を読み聞かせる時、絵本を通しておしゃべりをする時、

 その実感が、子どもや親の心に生まれてくることがあるのですね。


 「一生忘れない」と、親は思うこともあるでしょう。

 子どもも、たぶん「一生忘れない」。

 絵本の内容は忘れてしまっても、
 読んでもらった温かな愛情は、ずっとずうっと心に残るのだと思います。



▼被災地に絵本を贈るプロジェクトは、あちこちでおこなわれています。

 ご尽力されている方々、仕分けなどで大変かと思います。

 でも、届いた真心のこもった本は、きっと親子を元気づけます。

 また子どもの心を育てます。



▼戦後、原爆で被災した長崎に、永井隆博士が自宅の一部を
 図書室として、子どもたちのために開放しました。

 と言っても、家とともに本は、すべて焼けてしまっていたので、
 全国の善意ある方々から贈っていただいたのです。

 たくさんの方が本を贈ってくださってできた図書室のおかげで、
 長崎の子どもたちは本を読むことができました。

 きっと一冊一冊を大切に、感謝しつつ読んだと思います。



 それから長い年月がたち、その一人が児童図書の編集者となり、
 私といっしょに子どものための本を作ってくださいました。



 人の真心と善意は、ずっとずうっとつながっていくのです。




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【出典】

俵万智著『かーかん、はあい 子どもと本と私』

ひぐちみちこ著『かみさまからのおくりもの』

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◆◇◆ 編集後記 ◆◇◆            
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大震災による被災者支援のために、世界の38組のトップアーティストが
結集したチャリティー・コンピレーションアルバム『SONGS FOR JAPAN』

売り上げは、日本赤十字社を通じて、すべて日本復興のために寄付されます。

被災地の人たちを励まし勇気づけてくれる曲もたくさん・・・
私は特に、Queen の“Teo Torriate (Let Us Cling Together)”が好きです。


  手を取り合って このまま行こう 

  愛する人よ
 
  静かな宵に 光を灯し

  愛しき 教えを抱き         (この部分は日本語の歌詞)


参加アーティストと曲名、予約はこちらです。  http://amzn.to/i80IeY
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震災でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、
被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして、
心よりお見舞い申し上げます。

未曾有の困難が続いていくと思いますが、日本人としての誇りを失わずに、
日本国民全体が助け合って一日も早く復旧復興していければと願います。

           (^.^)

今日も、読んでくださってありがとうございます。

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発行者:作家 中井俊已(なかいとしみ)
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