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2007'08.20 (Mon)

香水をふりかけるようなもの

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心の糧・きっとよくなる!いい言葉
                       07.8.20  Vol.234   
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こんにちは! 作家 中井俊已です。 http://www.t-nakai.com/
このメルマガが、今日もガンバルあなたの「心の糧」となりますように・・。
                           
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香水をふりかけるようなもの

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▼先日、久しぶりに、
 バスに乗っていてちょっと嬉しいことがありました。

 

▼バスは、祭りの後の乗客で満員でした。

 あるバス停に止まったとき、数人の乗客から遅れて、
 80歳くらいのおばあちゃんが2人、
 付き添いの男性に伴われて乗車するところでした。



▼その姿をチラリと見るや、
 私の隣に座っていたアイルランド人の友人と
 近くに座っていたスペイン人の友人が席を譲るために
 即座に立ち上がりました。

 ここで立ち上がらなくては日本の恥だ
と思ったわけではありませんが、
 私もつられて席を立った形になりました。



▼が、われわれ3人より一瞬早く
 行動した人たちがいました。

 入口に一番近かった若い日本人のカップルです。

 若い男性が横目で一瞬おばあちゃんの姿を見るや、
 横に腰掛けていた女性に何か一言ささやきました。
 
 その瞬きするような間に、
 2人は誰よりも早く席を立っていたのです。

 そして、そのまま何も言わず、出口の方に向かいました。



▼腰を曲げ、おぼつかない足取りで乗り込んできた
 おばあちゃんたちは、
 それまで2人がすわっていた場所に空席を見つけられました。

 そして、難なく腰をおろすことができたのです。



▼若いカップルは、バスを降りようとしたのではありません。

 おばあちゃんたちに席を譲るために、席を空け、
 遠く出口の方に居場所を変えたのです。
 
 譲ったことを知られないようにしたかったのか、
 照れくさかったのか、それは知りません。

 おばあちゃんたちが席に腰を下ろしているのを
 横目と確認すると、ほんの少し笑みを見せました。
 
 そしてその後は、つり革を握り、ずっと立ったままでした。



▼おばあちゃんたちも付き添いの男性も、
 その若い2人が席を譲ってくれたことに
 気づいていなかったと思います。

 下車するときも、
 このカップルに一言も謝辞を述べることは
 ありませんでしたから。



▼この2人の行動は、
 
 誰からも感謝されず、
 
 誰からもほめられませんでした。

 しかし、それでよかったのではないかと思います。



▼「他人を幸福にするのは、香水をふりかけるようなものだ。
  ふりかけるとき、自分にも数滴はかかる。」(ユダヤの格言)


 2人が降りた後のバスに、まだ少し上質の香りが残っているように
 思えました。




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