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2007'10.29 (Mon)

本物の仕事

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心の糧・きっとよくなる!いい言葉
                       07.10.29  Vol.254   
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こんにちは! 作家 中井俊已です。 http://www.t-nakai.com/
このメルマガが、今日もガンバルあなたの「心の糧」となりますように・・。
                           
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本物の仕事

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▼あるラーメン屋さんでの話です。

 夜、通りすがりにそろりと店に入ってみると、

 60台後半と思えるおばちゃんが、

 カウンターの向こうから、

 「いらっしゃいませ」
 
 とシワシワの笑顔で迎えてくれました。



▼カウンターの端に腰掛けて注文をすませ、
 一息つくと、

 お店のテレビで、
 ある食品の偽装事件の報道をしているのが目に入りました。

 

▼わたしが注文した一杯450円のラーメンを作りながら、
 
 おばちゃんもちらりとテレビ画面に目をやって、

「なしてこげん悪かことばっかりすっとかねー」

 (標準語に訳すと
 
 「どうしてこんなに悪いことばかりするのでしょうかねー」)

 と溜め息まじりにもらしました。

 

▼もちろん、それについておばちゃんが、
 見ず知らずの私に答えを求めたわけではありません。

 独り言のようにそう嘆いたのは、
 いかにも慎ましく正直に生きる庶民の代表のようなこの人には、
 とても受け入れがたい事件が、この頃、頻発していたからでしょう。



▼私は出てきたラーメンをすすりながら、
 目の前のおばちゃんにではなく、
 
 世の中の慎ましく生きる誰かに向かって、
 答えていました。



▼人間が悪いことをする・・・それはですね・・・

 人間というものが
 いとも簡単に悪に傾く存在だからじゃないでしょうか。

 この世の始まりから人間は、
 自由意志と知性を授けられて誕生したんですが、
 自己の欲望に知性が曇り、
 自由意志を乱用してしまったんです。

 そのために、いまでも悪に傾きやすく、
 罪を犯してしまうんです。

 それが人間というものなんです。

 (もちろん、わたしも・・・)



▼でも、その同じ人間がその自由意志をもって
 善を選ぶこともできます。

 そういう善良な人はたくさんいます。

 報道はされず、誰からも注目されないけれど、
 真摯で誠実に生きる人はたくさんいます。



▼たとえば、職人さんでも、
 そうでしょう。

 人が見ていてもいなくても、
 コツコツと誠実に仕事をする人っているじゃないですか。



▼ちょっと思い出した例なんですが、
 ヨーロッパの大聖堂の塔の上の方には、
 素晴らしい装飾の彫刻が施されています。

 でも、それらはあまりにも高いところにあって、
 地上からは決して見ることのでききないものなんです。

 

▼なぜ、職人あるいは芸術家たちは
 
 地上からは見えないところにまで、
 
 手を抜かず細やかな彫刻を施したのでしょう。



▼人から見てもらえなければ、誉められもしません。

 労力や時間はかかっても、

 それが収入に結びつくとは思えません。

 それなのに、なぜ彼らは、

 人の見えないとことろまで誠実に仕事をしたのでしょうか。



▼それは彼らに職人魂があったからではないでしょうか。

 真摯に仕事を果たす人の心意気があったからではないでしょうか。



▼ある職人は言うでしょう。

 「目に見えないところまで、

  心をこめる、これが本物の仕事というもんだ」



▼ある職人は言うでしょう。

 「人間には見えなくても、

  神様はわしらの仕事ぶりをご覧になっているもんだ。

  わしらの仕事は神様を喜ばせるものでないとな。

  でなければ、その仕事は本物にならないさ」



▼難しいことではないと思います。

 おばちゃんも、お客が見ていようが見ていまいが、

 一生懸命、心をこめてラーメンを作るでしょう。

 それと同じです。



▼そこには、お客には見えない
 おばちゃんの努力や工夫というものがあるはずです。

 それは、ほとんどの場合見えない。 
 でも、それはお客には伝わるんです。

 それが本当の仕事だって、
 おばちゃん自身がわかっているから。

 おばちゃんの中にいらっしゃる神様は
 すべてをご覧になっているから。



▼ラーメンを食べながら、
 シワの刻まれたおばちゃんの顔をチラチラ目にやりながら、
 考えたのは以上のようなことです。

 でも、こんなことを見ず知らずの私が
 目の前のおばちゃんに言えるはずはありません。

 
 店を後にするまでに、私が言えたのは、わずかに二言です。


 「ごちそうさまでした」「おいしかったです」





★ あなたが幸運になれるヒント ★

  人が見ていなくても心をこめる。


                それが本物の仕事になる。(^.^)


 
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