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2008'05.09 (Fri)

母親というものは・・・

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心の糧・きっとよくなる!いい言葉
                       08.5.9  Vol.309
   
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こんにちは! 作家 中井俊已です。 http://www.t-nakai.com/
このメルマガが、今日もガンバルあなたの「心の糧」となりますように・・。
                            
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母親というものは・・・

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◆次の日曜日は、母の日。

 今日は、母に関することがテーマです。



◆さて、お母さんとのことを赤裸々に綴った、感動的な本といえば、
 「2006年 本屋大賞」にも輝いた、
 
 リリー・フランキー著
 『東京タワー  オカンとボクと、時々、オトン』があります。

 この本を読んで100万人の人が泣いたそうですが、私もその一人です。



◆この本自体も良かったのですが、

 この本に引用されている葉祥明さんの「母親というものは」という詩、
 これがまた良かったです。

短い詩ですが、何度読んでも、ジーンと来ます。



◆全文を引用してご紹介したいところですが、
 著作権がありますので、それはできません。

 最後に少しだけ紹介しますが、
 是非、全文を読んでみてください。

 葉祥明著『母親というものは』という詩集に原文が載っています。

 どうか図書館などで見つけて、味わってみてください。
 
 学校や家庭で子どもに読んであげるのもよいと思いますよ。



▼ところで、以下は、
 もうひとつのメルマガ「教育プラスアップ1」でもご紹介したことです。

 昔の学級通信を読んでいましたら、
 5月に小学1年生に「親孝行」について指導している記述がありました。

 ご紹介します。

(★長いので、飛ばしていただいて結構です)


(★ここから)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◇今月のモットーは、「親孝行」です。
 
「お家の人に感謝を表わそう」というクラスモットーを1年生には
 掲げています。


◇そういえば、昔、中学3年生が卒業する前に、一枚紙を配って、 
 こんなことを言い、書かせたことがありました。

 「入学してから、ご両親からどんなことをしてもらった?
  あるだけ書きなさい」

 生徒たちは書き始めましたが、そのうち「あまりにも多くて書き切れない」
 と言い出しました。


◇しばらくして指示したのは次のようなことです。

 「今まで、ご両親にどんなことをしてあげた?
  あるだけ書きなさい」

 同じように生徒たちは書き始めましたが、何人かは一向に筆が進みません。
 そのうち一人が呟きました。

 「俺、考えてみれば、なあんにもしてやってないなあ」


◇この生徒が本当に何もしてやらなかったわけとは考えられません。
 この生徒は、それまで親がしてくださった一つひとつのことを、
 それこそ無数の思い浮かべ、それに比べて自分のしてあげたことが、
 あまりにも少なかったことに気づいたのです。


◇親からしていただいものの大きさに比べて、子どもができることは
 いつも小さなことです。

 それでも子どもなりに「親に感謝しよう。それを言葉と行ないに表わそう」
 というのがモットーの趣旨です。


◇いま、1年生には、終わりの会のモットーの反省などの時に、
 お家の人への感謝として、どんなことができたかを発表してもらっています。

 「お祈りができました」「お手伝いをしました」「肩もみをしました」
 
 などがよく出てきます。
 
 手はよく挙がりますが、時間的に一日三人ぐらいの発表としているので、
 それ以外の子がどうしているのかは、よく分かりません。

 つきましては、これからの指導の参考といたしますので、ご家庭の方で
 「この頃、こういうことをしてくれるようになったなあ」というお気づきが
 ありましたら、別紙アンケートにご一筆の上、月曜日にお持たせください。
 提出は自由です。

   1年1組学級通信「ホセマリア・アルバロ20」NO.27(5月16日発行)

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▼月曜日に、ほとんどの家庭から、アンケートが返ってきました。

 それを2回に分けて、学級通信で紹介しています。
 そのうち3つをご紹介します。

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◇自分がしてもらう事に感謝するようになりました。
 そして、お手伝いを頼むと、とても喜んでくれるようになりました。
 たとえば、洗濯物を畳んでくれたり、料理の手伝いをしてくれたり、
 お使いに行ってくれたりします。
 また、「パパ、お仕事がんばってね」と言ってくれる様になりました。


◇「何かお手伝いすることない?」
 これが最近の〇〇の口ぐせです。5月に入ってから彼は本当によくお手伝い
 をしてくれるようになりました。以前ならイヤがってしてくれなかった事
 でも「いいよ」と明るい返事で手伝ってくれます。犬の世話、ゴミ捨て等
 小さなお手伝いなのですが、仕事に追われて忙しい私には大助かりです。
 それから、もう一つ!私が仕事からくたくたになって帰ってくると
 「お疲れ様」と言って肩をもんでくれます。毎日です。
 その一言で疲れもふっとんで「よし、明日も頑張ろう」という気持ちに
 なります。


◇お手伝いしてもらい「ありがとう。助かったー」とお礼を言うと、
 「だって親孝行!お家の人に感謝を表わそうだもーん」とうれしそうに
 胸をはります。(中略)

 PS.先日つくづく感心したのは、私が風邪が長引いて咳で苦しんでいた
 ところ「ママの病気がはやく治りますようーに」と私の為にお祈りをして 
 くれてしました。うれしいものですね。


1年1組学級通信「ホセマリア・アルバロ20」NO.29.30より


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



▼小学生はとても素直ですが、「親に感謝しなさい」と言って
 指導したことがすぐできるようになるわけではありません。

 なぜ感謝するのか、教えなくてはなりません。

 感謝すべきことは、何かを考えさせねばなりません。

 感謝の気持ちを言葉と行ないに表わす方法を教えなくてはなりません。

 そして、自分でも考えさせなくてなりません。

 そして、実際にしたことをほめてやらねばならないと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(★ここまで)



▼と、元教師らしい口調で「教育プラスアップ1」には書きましたが、

 「心の糧」の読者の皆さんにも、
 
 「母の日」を前に考えていただきたいと思いました。

 

 ★これまでどんなことをしてもらったのでしょうか?
 
  お母さんに・・・
 
 



▼はい、わたしも自分なりに考えています。

 すると、恥ずかしながら、
 
 わたしも中学生や小学生と同じだなあと気づかされます。

 

▼考えれば考えるほど・・・

 思い出せば思い出すほど・・・

 あまりにも多くのことをしてもらないながら、
 その万分の一もお返しできていない。

 と気づかされるのです。

わたしの場合、母に何かお返しをするどころか、
 いまだにしてもらうことが多いように思います。

 むしろ母は、してやれることに
 生きがいを感じているかのようです。



▼母親というものは、
 そういうものなのでしょうか。

 それほどに「母親というものは無欲なもの」
 なのでしょうか。

 そうではないかと思っています。



▼「どんなに高価な贈り物より
 
  我が子の優しいひとことで
 
  十分過ぎるほど幸せになれる
 
  母親というものは
 
  実に本当に無欲なものです」

               葉祥明 著『母親というものは』




★ あなたが幸運になれるヒント ★

  お母さんに優しいひとことを、元気な姿を・・・


    たとえお母さんが遠くにいても、天国にいても・・・ (^.^)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

出典参考:

葉祥明 著『母親というものは』

リリー・フランキー著
『東京タワー  オカンとボクと、時々、オトンにも、紹介されています。

母親というものは (葉祥明シリーズ)母親というものは (葉祥明シリーズ)
(2006/04/19)
葉祥明

詳細を見る


東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~
(2005/06/28)
リリー・フランキー

詳細を見る
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