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2008'06.20 (Fri)

今あるものを活かす ~小さな町の挑戦~


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心の糧・きっとよくなる!いい言葉
                       08.6.20  Vol.321
   
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こんにちは! 作家 中井俊已です。 http://www.t-nakai.com/
このメルマガが、今日もガンバルあなたの「心の糧」となりますように・・。
                            
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今あるものを活かす ~小さな町の挑戦~

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▼6月14日(土)は、徳島県の上勝町で2つの教育講演をしました。

 上勝町は人情味あふれる活発な町でした。

 実はこの町、徳島市から路線バスで1時間50分かかる山奥にありながら、
 人口の2倍以上の視察者・研究者が
 世界中(26カ国)から毎年訪れています。

 わずか1日の滞在でしたが、この町の姿勢に、
 個人としても学べることがいくつもありました。

 そのうちの1つを今日は、ご紹介しましょう。



▼その1つとは、葉っぱをお金に変えるビジネスです。

 といっても、皆さんに同じようなビジネスを薦めるのではありません。

 要は、その姿勢から何かを学んでほしいのです。



▼では、なぜ、どのように葉っぱが始まったのか?

 といいいますと・・・



 上勝町は、平地がほとんどなく、しかも高齢化が進んでいます。

 町に高校はなく、若者は都会に仕事を求めて帰ってきません。

 基幹産業である農林家は1960年代から輸入木材の増加と
 ミカンの生産過剰による影響で値段が下がり、低迷。

 農林家の生活はますます苦しくなっていました。



▼そういうマイナス状況の中で、
 なんとかこの町らしい活性化ができないかと、

 当時、農協職員であった横石知二さんが
 1986年に「つまもの」を考案しました。

 まわりは山ばかりなので、きれいな葉っぱは、
 いくらでもあります。

 野山から採ってきたその葉っぱを「つまもの」として
 全国の料亭や温泉旅館へ出荷しようというのです。

 はじめは、町民の多くから反対があり、
 協力者はほとんどいませんでした。

 「まさか、葉っぱなんかが売れるもんか」と・・・

 実際やってみても、売れ行きはよくありません。

 

▼しかし、横石さんたちは料亭やホテルに足を運んで
 そのニーズに合わせて商品の改良を重ね、
 高齢者でも分かる作業手順を工夫していきます。

 そして、葉っぱといえども、料理を美しく彩るものであることから、
 商品名も「彩(いろどり)」と改名し、地道な営業努力を続けました。

 

▼その結果、次第に、全国各地から注文がくるようになったのです。

 いまや驚くことに、
 全国の80%の「つまもの」がこの小さな町から出荷。

 19686年には年間販売額117万円でスタートした事業が、
 現在は年間2億6千万円を上げ、町を救う産業となっています。

 

▼この事業の成功には、他にも次のような副産物が生まれました。


 1.高齢者に働く意欲と自信が生まれた。
   
   (70歳を超える高齢者も、若者頼ることなく、
    一人一人が経営者意識と競争意識をもって取り組んでいます)
    
    おばあちゃんが自宅のパソコンを駆使、
    さらに自発的に新たな商品を開発するなど積極的です)


 2.高齢者約1000人に笑顔が生まれ、元気になってきた。
   
   (2005年1月の統計では、寝たきり老人、わずか1名)

 
 3.町全体に活気が出てきた。

  (以下は副産物というより、同時に推進されてきたことですが・・・)

   ●すべてのゴミは資源であるという発想から、
    全国初の「ゴミゼロ宣言」「ゼロウェイスト宣言」を実践。

   ●住民一人ひとりが町について疑問を(1Q )をもち、
    一休さんにように知恵を出し合いながら町全体を
    明るい夢で彩っていく「1Q(いっきゅう)運動」の推進。

   ●第3セクターによる地域資源を活かした産業おこし。

   ●上勝アートプロジェクト~里山の彩生~。

    山の中にできたこの芸術作品は、住民の協力でできたものです。
    http://www.kamikatsu.jp/satoyama/kamikatsu/top.htm

    など、など・・・

   そのため、人口約2000人の2倍以上の視察者が世界中から訪れる
   
   「一人あたりの視察者が世界で一番多い町」
   
   となっているのです。



▼いまも、この上勝町は、笠松和市町長をリーダーとして
 世界に元気を与える「持続可能な地域社会」を目指しています。

 本当に善いものなら、持続できる!

 本当に美しいものなら、持続できる!

 「真・善・美」を合言葉に、上勝町の挑戦は続いています。



▼この町に教育講演に招かれた私はこの町を見て、
 この町の人びとに逆に教えていただいたような気がしています。

 新しいアイディアを出し工夫を重ね、
 
 努力を続けていくことで、
 
 現状はさらによくなっていくこと。


 それは、町だけでなく、個人もそうなのだと思います。



▼現状を悲観する前に、活かせるものを探しましょう。

 葉っぱでも、

 ゴミでも活かせるのですから、
 
 私たち自身を活かせないわけがありません。
 



★ あなたが幸運になれるヒント ★

  今、自分がもっているものを活かそう。

 
    70歳を超えても何か新しいことができます。(^.^)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

出典:『持続可能なまちは小さく、美しい』笠松 和市 (著) 佐藤 由美 (著)

持続可能なまちは小さく、美しい 上勝町の挑戦持続可能なまちは小さく、美しい 上勝町の挑戦
(2008/06)
笠松 和市佐藤 由美

詳細を見る


この町に行って本当によかったです!

ちなみにこの温泉もおすすめ。http://www1.quolia.ne.jp/~moon/
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