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2008'07.14 (Mon)

ひとりではない

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心の糧・きっとよくなる!いい言葉
                      08.7.14  Vol.328
   
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こんにちは! 作家 中井俊已です。 http://www.t-nakai.com/
このメルマガが、今日もガンバルあなたの「心の糧」となりますように・・。
                            
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ひとりではない

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▼あなたはひとりではありません。
 いつもだれかとつながっています。

 生まれたときから
 いまも、これからも、ずっと

 目に見えないけれど、強い絆があります。



▼『とべないホタル』という絵本があります。

 シリーズ化され、大ベストセラーになっています。



▼もともとこの本は、昭和30年ごろ、
 富山県の小学校教師であった小沢昭巳さんが、
 「いじめをなくそう」と思い、
 学級新聞にホタルの童話を書いたのが始まりです。

 でも、物語の内容そのものには、
 いじめを示すような内容は登場しません。

 物語は、校内放送にもなりますが、やがて忘れられます。



▼その32年後、小沢さんは様々な学校での勤務の後、
 その童話を書いた小学校へ校長として戻ってきます。

 その時、同校では再び「いじめ」が
 教師父兄の間で問題となっていました。

 対策に頭を悩ませていたところ、会議で、
 ある母親から「昔、校長先生が作ったあのホタルの話を・・・」
 との声が上がりました。

 その母親は、小沢さんが一教師として勤務していた頃に
 小学校に通っていた卒業生でした。

 30年間以上も前に聞いた物語が、彼女に中に生きていたのです。

 

▼小沢校長は、埋もれていたその物語を見つけ出し、
 いじめのあったクラスで『とべないホタル』の話を読み聞かせると、
 子どもたちの様子が一変します。

 家に帰って、親にこの物語のことを感動しながら話します。

 「今日、学校ですごくいいお話を聞いたよ」って・・。



▼そのうち、親たちは「もっとたくさんの子どもたちに・・・」
 とPTAで小冊子を作ることを思い立ちます。

 さらに小学校の放送委員の児童たちによって、
 この物語を題材にした校内放送番組が制作されます。

 それが地域に広がります。

 この動きがマスコミに注目され、
 『とべないホタル』が出版・発売されたのです。




▼さて、『とべないホタル』第1話は、こんなあらすじです。


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夕日に照らされ、町も田んぼも金色に輝いたころ、
 ホタルたちの子どもたちは、いっせいサナギからかえりました。

 夜、ホタルたちが光輝きながらうれしそうに空を飛んでいる中、
 一ぴきだけ、どうしても飛ぶことのできないホタルがいました。
 
 生まれつき羽が歪んでいるためです。
 
 仲間たちは、とべないホタルを励ましますが、
 どうすることもできません。

 どう接していいのかも、わかりません。
 
 そのうち仲間は、一ぴき、二ひきと離れてしまい、
 とべないホタルは、ひとりぼっちになってしまいます。

 でも、仲間たちは本当はどうしたらあげたらいいのか、
 どう接していけばいいのか、考えていたのです。


 その時、ホタルがりをしに人間の子どもたちがやってきます。

 ネコやなぎの枝につかまっていたとべないホタルは、
 見つかってしまいますが、逃げることはできません。

 その時、ある一ぴきのホタルが
 男の子の手の中に降りてきました。

 「このホタル、へんだなあ、ぼくの手の上にとまったんだよ」

 とべないホタルは知っていました。

 「あのホタルは、ぼくの身代わりになってくれたんだ。
  ぼくを助けるために、わざとつかまってくれたんだ。
  ・・・・このぼくを助けるために」

 とべないホタルは、泣いて、何度も何度も同じことを叫びながら、
 ころげまわりました。

 この事件を機に、とべないホタルは仲間たちが自分のことを
 思っていてくれていたことを知ります。


 さて、ホタルをつかまえた子どもたちは、家に連れ帰り
 妹のひろちゃんにホタルを見せてやりました。

 足が悪くて外に出られない妹のひろちゃんは、
 ホタルが飛ぶのを見て、うれしそうに言いました。

 「あのホタルにも、ねえちゃんやにいちゃんがいるのかしら」

 ホタルは、こう言ってあげたいと思いました。

 「ああ、いるよ、いるとも。
  そして、きみたちみたいにとても仲がいいんだよ」

 この勇気ある優しいホタルは、ひろちゃんのために
 せいいっぱい飛んで、おしりを光らせました。

 逃げようと思えば、いつでも逃げられたのに・・・
 

 (その後、このホタルは、とべないホタルたちのもとへ
  無事、帰っていきます)

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▼ひとりではない


あなたはひとりではありません。
いつもだれかとつながっています。

生まれたときから
いまも、これからも、ずっと

目に見えないけれど、強い絆があります。

愛を知るには、孤独や痛みが、
ときには必要です。

あなたが愛されて生まれたこと。
今も愛されて生きていること。

生きるのに疲れると、
そのことを忘れてしまうかもしれません。

でも、本当です。
あなたはひとりではありません。

あなたが生まれてきたのは、愛されていたからです。

あなたが育ってきたのは、愛されてきたからです。

いまも、あなたは愛されて生きているのです。

「ありがとう」って感謝すれば、
その愛があなたの胸に広がります。


      『きっと、だいじょうぶ。』http://tinyurl.com/5fxucu




★ あなたが幸運になれるヒント ★

  決してひとりじゃないこと、
  辛いときに思い出せたらいいですね。

          だって本当にそうだから・・・   (^.^)


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出典:小沢 昭巳 著『とべないホタル』

シリーズ化され、100万部を超えるベストセラーになりました。

えほんとべないほたる (1)えほんとべないほたる (1)
(2003/04)
小沢 昭巳 関 重信

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