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2008'09.01 (Mon)

永遠のいのち

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心の糧・きっとよくなる!いい言葉
                      08.9.1  Vol.342
   
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こんにちは! 作家 中井俊已です。 http://www.t-nakai.com/
このメルマガが、今日もガンバルあなたの「心の糧」となりますように・・。
                            
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永遠のいのち

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▼『雇われ羊飼いの言いたい放題~眠れぬ説教&笑えるエッセイin宝塚教会』
 という本がいま手元にあります。
  
 贈ってくださったのは、カトリック宝塚教会所属で
 このメルマガの読者Hさんです。

 著者は、酒井俊弘神父。

 わたしとは互いが大学生のときからの付き合い。
 
 同じ学校で教えていた元小学校教師でもあります。



▼彼は、2006年2月から毎月一回、カトリック宝塚教会へ
 ごミサをたてにいくようになったのですが、
 
 そのミサの中での「眠れぬ説教」や
 教会の広報紙に書いた「笑えるエッセイ」を
 収録したものが本書です。

 酒井神父さまの叙階20周年の記念として、
 Hさんらが編集して今年8月末に出版されたそうです。
 
 (「叙階」とは、カトリック司祭、つまり神父になること)



▼この本のあとがきに酒井神父が
 なぜ神父になろうと思ったか、が書いてありました。
 
 神父になるには、生涯、結婚をせず、家、財産ももたず、
 すべてを捧げて神様に仕え、人に奉仕する生活を送る決意を
 もっていなくてはなりません。



▼彼のそういう決心のきっかけは、何か?

 それは、高校生のときに出会った

 たったひとつの言葉だったようです。



▼彼が高校1年生のときでした。

 所属する教会の女子中学生が白血病のために
 入院中で輸血が必要なことを先輩から知らされます。

 顔も見たことない少女ですが、
 たまたま血液型が同じAB型だったため、
 その少女のために献血をしました。

 しかし、その数ヵ月後、闘病のかいなく、
 彼女は14歳の誕生日を前に亡くなってしまいます。



▼そんな縁もあり、彼は葬儀ミサに出席します。

 葬儀ミサの後、教会の出口で家族が参列者に
 記念のカードを配っていました。

 手渡されたカードの表を見ると、
 少年イエスが小羊をやさしくあやしている絵。

 その裏には、彼女の言葉が印刷されていました。

 その一文を目にして、彼は心に衝撃をうけたそうです。

 そこには、こう書かれてあったのです。



 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  私は神さまの

  えいえんのいのちをもらい

  それを むだにつかわない人に

  なります。

           近藤淑子

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




▼酒井神父は書いています。


 「それまで私は、永遠のいのちについて、こんな捉え方をしたことが
  ありませんでした。
 
  彼女は、14歳の誕生を目前に地上でのいのちを終えるにあたって、
  すでに来世のいのちを見据え、しかもそれを無駄に使わないという決心を
  たてている。

  私はどこに目線を置いて人生を送ろうとしているのだろうか・・・」



▼この世の苦しみや悲しみは、この世だけを見つめていれば、
 意味のない価値のないものに思えるかもしれません。

 でも、近藤さんは、重い病の中にあっても、
 永遠に続くいのちに思いをはせていたのでしょう。

 まだ14歳という若さの彼女が、
 自分の死を嘆き悲しまなかったはずはありません。

 それでも、彼女は、永遠のいのちをいただけることに
 希望をもっていたのです。

 そして、そのいのちを無駄にしない人になる。

 自分のためだけでなく、人のためにもいのちを使おう。

 そんな人に自分はなりたい、なるのだと考えていたのです。
 


▼近藤淑子さんの言葉を読んだ、その数ヵ月後、
 
 高校1年生だった彼は決心をします。
 
 神様と教会のために自分の一生を捧げようと・・・。



▼以来、このカードをミサ後の感謝の祈りに使う本の中に
 はさんで大事にしてきました。

 「あの時、(司祭になるために)背中を押してくれたのは、
  そして今も永遠の彼方に視線を据え続けさせてくれているのは、
  まぎれもなくご絵に書かれた彼女の言葉です」

 そう書いています。



▼一度も会ったことのない少女の言葉が人を導くこともあります。

 支えることもあります。

 酒井神父は書いています。

 「近藤淑子さん、ありがとう。
  あなたは、その永遠のいのちを立派に使っていますよ。

  弱くてさぼりがちな私の支えになり続けてくれています。
  どうかこれからも天国から力一杯助けてください。

  私もまた、永遠のいのちをもらえるように、
  そして、それを無駄に使わない司祭になれますように」





★ あなたが幸運になれるヒント ★

  永遠のいのちについて考えてみよう。
      
         この世での生き方が変わっていきます。 (^.^)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

出典:酒井俊弘著『雇われ羊飼いの言いたい放題
    ~眠れぬ説教&笑えるエッセイin宝塚教会』
   http://tinyurl.com/585jpx

 この本は、カトリックの知識がない方には、
 最初の数ページを読むだけで眠たくなる本かもしれません。

 が、正統なカトリックの教えを教会の典礼暦にそって、
 クイズあり、歌あり、フラッシュカードあり、寸劇ありで、
 わかりやすく面白く綴られた説教集です。

●なお、お説教は、宝塚教会HPから聴くこともできます。
ご興味のある方は、こちらからどうぞ。
http://www.takarazuka.org/LITURGY/ALOUD/

●本についての詳しい内容や購入方法は
 カトリック宝塚教会HPに案内があります。
http://www.takarazuka.org/OSHIRASE/

 アマゾンからもご購入できます。
 
雇われ羊飼いの言いたい放題―眠れぬ説教&笑えるエッセイin宝塚協会雇われ羊飼いの言いたい放題―眠れぬ説教&笑えるエッセイin宝塚協会
(2008/08)
酒井 俊弘

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