2017年10月 / 09月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11月

--'--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告  |  EDIT  |  Top↑

2008'12.22 (Mon)

クリスマス物語「だれが鐘をならしたか」


**********************************************************************

心の糧・きっとよくなる!いい言葉 
  2009.12.22 Vol.373
 作家 中井俊已
  http://www.t-nakai.com
********************************************************************** 

「心の糧」をご覧くださってありがとうございます。

このメルマガでは、中井俊已が、本から学んだり人から教えていただいた
「いい言葉・いい習慣・いい話」などを提供していきたいと思っています。

あなたの夢と人生を応援できますように・・・

あなたの強く優しく豊かな「心の糧」となりますように・・・。

そう願って書いていきます。

どうぞお好きなところを読んでお役立てください。

《内容》・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1.【今日の言葉】 マザー・テレサの言葉

2.【今日のお話】 クリスマス物語「だれが鐘をならしたか」
                     
3.【お知らせ】  「クリスマス・ラブ」「敬助君を救う会」
           『元気がでる!きょうの言葉』をプレゼント

4.【編集後記】  幼稚園のクリスマス会

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【今日の言葉】 いい言葉は、人生を変える。
───────────────────────────────────

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

「大切なのは、どれだけたくさんのこと、偉大なことをしたかでなく、
 どれだけ心をこめたかです」

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

                       マザー・テレサの言葉


マザー・テレサは、自分がどれだけたくさんの人を救ったかということには、
興味がないと言っていました。

マザー・テレサの関心事は、ただ、その日、その時、
目の前の人に心をこめて仕えることでした。

たったひとりでも幸せにしたいと願って、自分のできることをしたのです。

そういうことは、インドに来なくても、
自分の家庭、学校、職場、日常生活の中でできることだと彼女は言いました。

そして、それこそが大切なことだとも言いました。

わたしたちが人の幸せを願って行なえば、
どんな小さなこと、平凡なことも価値あるものとなるのです。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【今日のお話】 いい話・物語は、人生を変える。
───────────────────────────────────

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

クリスマス物語「だれが鐘をならしたか」

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★


▼クリスマスが近いので、クリスマスにちなんだお話をお届けしますね。

 レイモンド・マクドナルド・オーデン作
 『だれが鐘をならしたか』という短い作品を要約したものです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    だれが鐘をならしたか

             レイモンド・マクドナルド・オーデン作


昔、ある遠い国の都の丘に立派な教会がたっていました。

その教会の高い塔のてっぺんに、
クリスマスのチャイムをならす鐘があります。

でも、何年もの間、この鐘の音を聞いたものはいませんでした。

クリスマス・イブに教会に集まる人たちは、思い思いに、
赤ちゃんのイエス様に誕生日の贈り物をする慣わしでした。

そのとき、一番値打ちのある贈り物が祭壇におかれたときに、
その鐘がなりだすと伝えられていました。

「天使がならす鐘」だとも「風が鐘をゆすぶるんだ」とも、
言われましたが、鐘がならなくなってから長い年月がたっていました。

毎年、クリスマス・イブがくると、お金持ちの人は、
競って、立派な品物を祭壇を置きました。

けれども、だれもかれも、他の人より上等な贈り物をしようとだけ考えて、
本当に心のこもった贈り物しようなどとは思いませんでした。

贈り物を置いた人は、自分こそ、鐘をならすことができるだろうと
耳をすましましたが、聞こえるのは、塔の上の風がうなる音だけでした。


         ★   ★   ★


その教会から遠く離れた村に、ペドロという男の子が弟とふたりで
暮らしていました。

ペドロと弟は、教会の鐘のことは知りませんでしたが、
クリスマス・イブには、礼拝や楽しそうなお祝いがあると聞いて
行ってみることにしました。

クリスマス・イブは、雪が降り地面が凍る、ひどく寒い日となりました。

ふたりは、昼すぎに家を出て、凍った道を手をつないで歩きつづけ、
日が暮れる前に、都の城壁のところまでつきました。

そのとき、道端にみすぼらしい女の人が倒れているのを見つけました。
長い旅の疲れと寒さで、雪の上に倒れてしまったようです。

ペドロは、女の人をゆりおこそうとしましたが、
女の人は目をさましません。


ペドロは決心し、弟に言いました。

「兄ちゃんは、この人を助けてあげなくちゃいけない。
 教会には、おまえひとりで行っておくれ」

「ぼく、ひとりで?兄ちゃんはクリスマスのお祝いに行かないの?」

「ああ」とペドロは泣き出しそうになるのを我慢して言いました。

「このおばさんは、雪の中でねむったらごごえ死んでしまう。
 町の人は、みんな教会に行って、ここを通りかかる人はいない。
 兄ちゃんは、このおばさんといっしょにいてお世話にしてあげるよ。
 礼拝が終わったら、だれか、大人の人をつれて戻っておいで。
 兄ちゃん、ひとりじゃ運べないからね」

「でも・・・」

「教会に行ったら、兄ちゃんの分まで、何でもよく見て、よく聞いておくれ。
 兄ちゃんがどんなにイエス様の誕生祝いに行きたいと思っているか、
 イエス様はご存じだ。
 そうそう、だれも見ていないときに、そっと祭壇のところへ行って、
 この銀貨をおいてきてくれないか」

ペドロはそういうと、銀貨を一枚、弟の手に握らせました。


       ★   ★   ★


その夜の教会は、いつにもまして光輝いていました。
オルガンにあわせた何千人もの美しい歌声が響いていました。

礼拝の終わり近く、贈り物をささげる人の行列が続きました。

輝く宝石をもった人。金のかたまりをかごに入れている人。
何年もかけて書いた本を祭壇の上におこうとしている偉い学者。

行列の最後は、この国の王様でした。
王様が宝石をちりばめた冠をぬいで祭壇においたとき、
人びとは一斉にどよめきました。

鐘は、今度こそ、なりだすだろうと思ったのです。

しかし、聞こえてくるのは、風の音ばかりです。

がっかりした人たちの中には、これまでもあの鐘はなったことなどないのだ
言う人もいました。


       ★   ★   ★


礼拝も終わりに近づき、聖歌隊が最後の賛美歌を歌いだしたときでした。

突然、オルガニストが、何を思ったのか、オルガンをひくのをやめました。

それを機に、礼拝堂の中がしーんと静まりかえりました。

そのときです。

人びとの耳に、かすかに、でもはっきりと、
美しい鐘の音が響いてきたのです。

いままで誰も聞いたことのない、澄んだ清い調べ・・・

長いこと眠っていた鐘が、目を覚ますようになりだしたのです。

人びとは驚きのあまり、しばらくは、ものが言えませんでした。

いったい、どんな素晴らしい贈り物がおかれたのでしょう?

人びとは、一斉に立ち上がって、祭壇を見つめました。



人びとの目にうつったのは、小さな子どもの姿でした。

ペドロの弟は、だれも見ていないときに、
兄ちゃんに渡された一枚の銀貨を、そっと祭壇のかたすみにおいたのでした。





▼いかがでしたか?

 私は思います。

 一番値打ちのある贈り物は、
 人の目には金銭で計れるものかもしれません。

 でも、神様が喜ぶ一番値打ちのある贈り物は、
 金銭では計れません。

 それは、その人の心のこもった行ないにあるからです。

 ペドロの捧げた愛の行ないは、神様が最も喜ぶ贈り物だったのです。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【出典】『クリスマス物語集』(中村妙子 編訳)
     http://tinyurl.com/4p3ggv

    14のクリスマスのお話を集めた物語集です。
  
    お知らせにもご紹介している
    『サンタクロースっているんでしょうか?』も収録されていますよ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【ご参考まで】

●今日のお話を読んだとき、
  ふと、4年前に「心の糧」でご紹介した次の話を思い出しました。

  漫画『手塚治虫の旧約聖書物語』の最後の場面です。
 http://kyoumogenkide.blog83.fc2.com/blog-entry-315.html


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇◆お知らせ ◆◇◆            
───────────────────────────────────

◆クリスマスについてもっと知りたい方にご案内します。
 
 「クリスマス・ラブ」 http://www.family.gr.jp/christmas/
   
 クリスマスの説明や数々のクリスマス・ストーリーが紹介されています。


◆知人から依頼されましたので、お知らせします。

 熊本在住の17歳の少年が拡張型心筋症で、
海外で心臓移植をするしか助かる道がなく募金を求めているそうです。
                          
「敬助君を救う会」>> http://rescuekeisuke.ifdef.jp/index.html

 もし、ご協力いただける方がいらっしゃればお願いいたします。


◆『元気がでる!きょうの言葉』をクリスマス・プレゼント

 好評のため増刷された『元気がでる!きょうの言葉』(日めくり)を
 http://tinyurl.com/3apmt4
 ご本人またはご家族・お知り合いの方がご病気の方に差し上げます。

 郵便番号・住所・ご氏名と『元気がでる!きょうの言葉』希望と書かれ、
 toshiminakai@hotmail.com までお申込みください。

 お申し込みは、12月23日午前中まで・・・
 抽選で10名様に12月24日には発送いたします。


◆クリスマス・イブから始まる物語『奇跡を呼ぶ天使の贈り物』の
 ご感想の一部をブログでご紹介中。 http://hon117.blog91.fc2.com/


◆「天ちゃんの言葉」は、こちらです。 http://okuru.blog84.fc2.com/


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇◆ 編集後記 ◆◇◆            
───────────────────────────────────

20日土曜日に、長崎の大浦信愛幼稚園のクリスマス会に行ってきました。

第1部は、子どもたちの歌・踊り・聖劇。
とても可愛らしくて、上手で、素晴らしかったです。

第2部が、私の保護者向けの講演。

第3部は、カンボジアの貧しい人びとへの献金とサンタクロースによる
子どもたちへのプレゼント。


クリスマスには、プレゼントをもらうだけでなく、
自分にもできるプレゼントをするというのが本来のクリスマスの迎え方です。

たとえ、幼くてもそれはできます。

子どもたちは、両親や祖父母、神様へのプレゼントとして、
この日まで一所懸命に歌や踊りや劇を練習してきたのだと思います。

両親や祖父母や恵まれない人のためにも、
小さな手を合わせてお祈りをしてきたのだと思います。

そんな小さな子どもたちを見て、私もうれしくなりました。


では、皆様も、どうかよいクリスマスを過ごされますように・・・
              
                             (^.^)

最後まで読んでくださってありがとうございます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
発行者:作家 中井俊已(なかいとしみ)
───────────────────────────────────
クリスマス物語集クリスマス物語集
(2000/11/02)
中村 妙子

詳細を見る
07:00  |  「心の糧・・・」  |  EDIT  |  Top↑
 | HOME | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。