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2007'04.09 (Mon)

しっぽもひと役

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心の糧・きっとよくなる!いい言葉
                       07.4.9  Vol.200    
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読んでくれてありがとう! 作家 中井俊已です。 http://www.t-nakai.com/
このメルマガが、今日もガンバルあなたの「心の糧」となりますように・・。
                           
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しっぽもひと役

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自分なんか、役に立たないと思っている人へ

あの人は、役に立たないと思っている人へ

今日の言葉を贈ります。



▼永井隆博士が遺した書画に
 ブタの絵があります。

 その絵に添えられた「しっぽもひと役」という言葉。

 長い間、どういう意味かわかりませんでしたが、
 先日、娘のカヤノさんのお話をきいて、
 なるほどと思いました。



▼カヤノさんがまだ幼かった頃です。

 白血病で寝たきりの永井博士は、
 娘と遊んでやることもできないので、
 よく絵を描いてやりました。

 「着物は買ってやれんから、絵を描いてやる」
 ときれいな着物を着たカヤノさんを描いてくれたそうです。

 カヤノさんは、幼心に
 「本物の着物の方がいいのになあ」
 と思ったそうです。



▼さて、あるときはブタの絵を描いてくれました。

 永井博士は、絵も字もじょうずでしたが、
 その絵はどうしてもブタに見えません。

 首をひねりながら絵をながめていた
 カヤノさんが気づきました。
 
「あっ、おとうちゃん、
 しっぽがないよ」



▼それで永井博士も気づき、
 すぐに、しっぽ一本を描きくわえたのです。

 すると、不思議。
 
 その絵はたったそれだけで
 ブタになったのです。



▼しっぽというものは、
 おしりの先にくっついてブラブラゆれながら、
 何をするということもありません。

 目のように見ることはありません。

 口のように物を食べることもありません。

 足のように体を支え、歩むこともありません。
 
 でも、しっぽにはしっぽの役目があったのです。



▼「しっぽもひと役」

 永井博士は、原爆に倒れ寝たきりになった自分を
 それ以来、世の中の「しっぽ」みたいだと
 考えるようになりました。

 ブタのしっぽのように
 この自分にも何か役目があるはずだと
 考えるようになったのです。

 そして、
 その役目を積極的に果たそうと考えるようになったのです。



▼「この世になんの用事もないものが
  生かされているはずがありません。

  どんな病人でも、
  何かこの世において働くことができるから、
  生かされているのでありましょう。

  私は、命の最後の一瞬まで、
  いろいろ工夫して、何か働く事を見つけて働こうと思います。」

                      永井隆『如己堂随筆』



▼人の目にどう写ろうとも、
 
 いま生かされているわたしたちには、
 
 一人ひとり、何かの役目があるのです。
 


★ 今日のいい言葉から学べるヒント ★

  存在するだけでも、誰かに働きかけている。

                       (^.^)

                       あなたもひと役!
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